1950-07-28 第8回国会 衆議院 大蔵委員会 第11号
○石田政府委員 羽田は御承知の通り軍港であると同時に、また民間港でもあるという特殊性に基きまして、現在非常にむずかしい問題があるということは御想像の通りであります。しかしながらわれわれは先ほど田中委員から御質問のありましたごとく、だんだんと貿易の輸出入の正常化に努力いたしておるのでありまして、軍関係を除きましてはすべて軌道に乗せる、こういうことに進んでおりまして、だんだん実現いたしております。
○石田政府委員 羽田は御承知の通り軍港であると同時に、また民間港でもあるという特殊性に基きまして、現在非常にむずかしい問題があるということは御想像の通りであります。しかしながらわれわれは先ほど田中委員から御質問のありましたごとく、だんだんと貿易の輸出入の正常化に努力いたしておるのでありまして、軍関係を除きましてはすべて軌道に乗せる、こういうことに進んでおりまして、だんだん実現いたしております。
御承知の通り軍港という関係がございますので、造船設備、また技術においても優秀なものがある。たとえば船において申しますれば、播磨造船、佐世保船舶、このような優秀な会社、技術者もあるにもかかわらず、新造船をやるというだけでなく、修理も一切まかりならぬということで非常にやかましく論ぜられており、また許可をしてくれない。
しかるに戦時中舞鶴市は御存じの通り軍港の所在地でありましたので、周圍の諸山連峯における山林を伐採し、多數の軍治施設の急造等により、山の様相は悪化し、降雨ごとに沿岸の洗堀浸蝕はなはだしく、河状再び荒廢を來し、殊に昭和二十年、二十一年の出水によりまして、河状さらに荒廢致しました。一度豪雨に際會せんか、山崩れとともに大洪水を惹起して慘禍の及ぶところ甚大にして、まことに憂慮にたえない現状であります。